『頭のよくなる薬スマート・ドラッグ―学習・知的能・記憶力・集中力を高める薬のマニュアル』 | 灰色の脳細胞:JAZZよりほかに聴くものもなし

『頭のよくなる薬スマート・ドラッグ―学習・知的能・記憶力・集中力を高める薬のマニュアル』

ウォード ディーン, ジョン モーゲンサーラー, Ward Dean, John Morgenthaler, スマートドラッグ研究会
頭のよくなる薬スマート・ドラッグ―学習・知的能力・記憶力・集中力を高める薬のマニュアル』(第三書館)

約15年ほど前のものなので、情報が若干古いのは仕方ない。たとえばニセルゴリンについて記述がないのは痛い。それでもピラセタムやDHEA、ヒデルギン、ビンポセチンといったあたりについては基本的な情報を載せているので、一読しても損はしない。何せ、一般的な読者を対象としたスマドラの書籍は数が実に少ないからだ。

スマドラをやって「頭がよくなる」かは飲み方とドラッグの選択次第なので、色々と自分で実験しなければならない。その意味では即効性を期待すると肩透かしかと。さらにいえば、作者たちが書いているとおり予期せぬ副作用が起こる可能性も否めない。本書を読んでいきなりスマドラをはじめるのは自殺行為に等しい。

ちなみにティモシー・リアリーが推薦文を書いている。

★★★☆☆


Ward Dean, John Morgenthaler
Smart Drugs and Nutrients: How to Improve Your Memory and Increase Your Intelligence Using the Latest Discoveries in Neuroscience


Ward Dean, John Morgenthaler, Steven Wm Fowkes
Smart Drugs II: The Next Generation : New Drugs and Nutrients to Improve Your Memory and Increase Your Intelligence (Smart Drug Series, V. 2)
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